49日法要にかかる時間が内容別でわかる!最適な開始時間も解説

49日の法事をすることになったけど、初めてのことでなにもわからず不安…。あなたもそんな風にお悩みではないですか?

「だいたいどれくらいの時間を見ておけばいいんだろう?」

お出迎えやお坊さんの読経、法話、そのほかにも納骨や会食など、どういった内容の儀式にするかによって、所要時間は大きく異なります。

施主側としては、遠方から足を運んでくれる親族の負担を少しでも減らしてあげたいですし、最適な時間に儀式をはじめて、誰にも迷惑をかけず、故人に心から向き合える時間にしたいですよね。

そこで今回は、内容ごとによって異なる49日の法事の所要時間や、内容を細分化して見た際にそれぞれに要する時間をすべてご紹介します。

法要の進行は施主が執り行いますので、事前にどんなことにどれくらいの時間がかかるのかを把握していないと、参列者に「どれくらいかかる?」と聞かれた時に、ドキッ!と焦ってしまいます。

最後まで読んでいただくことで、施主として参列者から質問されても胸を張って不安なく返答できるようになります。参列者にも故人にも恥ずかしくない、失敗しない四十九日忌の執り行いが仕切られるようになります。

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1 49日法要にかかる時間は「納骨」「会食」の有無で決まる

49日は忌明けにあたるため、法要のみで終えるパターンもあれば、あわせて精進落としの会食の席を設けるパターン、納骨も同時に行うパターンとあります。

  • パターン1:法要のみ
  • パターン2:法要+納骨
  • パターン3:法要+会食
  • パターン4:法要+納骨+会食

法要自体は1時間前後で終わりますが、『納骨』や『会食』の有無によって大きく時間が変わります。

2 パターン別当日の各所要時間

それでは、四十九日忌で行われる儀式の4つのパターンごとに、各所要時間を紹介に解説します。

全体像は次のようになっています。

全体像

パターン1:法要のみ

法要のみの場合は、全体の時間が1時間程です。

パターン1

※灰色になっている部分は含まれない儀式です。

パターン2:法要+納骨

法要と納骨式を兼ねる場合は、全体の時間が1.5時間~2時間程です。

パターン2

※灰色になっている部分は含まれない儀式です。

パターン3:法要+会食

法要の後に会食の席を設ける場合は、全体の時間が2.5時間~3時間程です。

パターン3

※灰色になっている部分は含まれない儀式です。

パターン4:法要+納骨+会食

法要と納骨式と会食の席を兼ねる場合は、全体の時間が3.5時間~4時間程です。

パターン4

49日法要の詳しい流れについては『法事の49日│正しいマナー・事前準備・知識・当日の流れを徹底解説』で、納骨式の詳しい流れについては、『49日に納骨もする?納骨式をスムーズに終えるための全知識』で解説していますので、あわせてご確認ください。

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3 法要のマナーや施主側が押さえておきたいこと

さらに法要を完璧に進行するために、施主として4つの点を押さえ、マナー通りに、そして参列者により負担なく故人の冥福を祈って頂けるように心がけましょう。

  1. 最適な法要の開始時間
  2. 食事の相場
  3. お布施費用
  4. 施主側の服装

(1)最適な法要の開始時間は10時

最適な法要の開始時間は、午前10時のスタートです。

この時間であれば、遠方から来てくれる方にも無理がなく、納骨を設ける場合も丸々一日を奪うことも無く、そして精進落としを兼ねる場合は昼時に会食の席につくことができます。

最適な開始時間

(2)食事の相場は一人当たり5,000円前後

会食の席でお出しする食事の料金相場は、一人当たり5,000円前後です。

近くの懐石料理店に電話し、「49日の法要に伴う精進落としの料理の希望」であることを伝え、配達してもらうようにしましょう。

他にも、ごちクルのような弁当デリバリーサービスを利用するのもオススメです。

(3)お布施費用

お布施の費用は、檀家に入っていて菩提寺に依頼をするか、特に懇意にしているお寺さんがなく僧侶派遣サービスを活用するかで異なります。

(3)お布施費用

お布施の包み方のマナーについては、『法事で包むお布施の相場がわかる!料金から渡し方まで徹底解説』で解説していますのであわせてご確認ください。

(4)施主側の服装

施主側は、喪服を着用します。

男性の喪服

喪服男性

  • ブラックスーツか黒のモーニングコート
  • ネクタイ・ベスト・靴下は黒で統一
  • レギュラーカラーの白いシャツ
  • ポケットチーフはつけない

女性の喪服

喪服女性

  • ワンピースかセットアップ、スーツ
  • 黒色で光沢感のない無地のもの
  • 体のラインが出ないものを選ぶ
  • シンプルでデザイン性のないもの
  • スカートの丈はひざが隠れる長さ
  • ストッキングは黒無地

招待者側は案内状に「平服(黒や濃紺などの控えめな服装)でお越しください」と添えましょう。

用意できない場合は、『喪服のレンタルサービス』を利用すると、最短で申し込み当日に喪服が手元に届きます。お困りの場合はあわせてご確認ください。

4 まとめ

49日法要にかかる時間は、納骨式や会食をあわせて行うかどうかで変わります。

パターン別の全体の時間は次の通りです。

法要のみ:1時間弱
法要+納骨: 1.5~2時間
法要+会食:2.5~3時間程
法要+納骨+会食:3.5~4時間

各所要時間がわかることで、当日の進行のイメージがつき、心に抱えていた不安が少し軽くなったのではないでしょうか?

最適な法要開始時間は午前10時です。

参列者に配慮した土日の午前10時前後は、法要の予約が殺到し、お坊さんのスケジュール確保が難しくなることもあります。

早めに菩提寺に相談するか、僧侶派遣サービスに予約しましょう。

この記事が、これから法事を予定されている方の役に立ち、施主として不安なく儀式に臨み、故人を安心させられる素晴らしいお式を執り行える力になることを願っています。