49日のお布施の金額がわかる!2018年度最新相場とお布施の包み方

施主として法事を執り仕切ることはそう滅多にはありません。ですが、実際にその時が来た際、あなたは何一つ失礼やマナー違反、不安なく儀式を進行することができるでしょうか?

葬テラスにお問合せくださる方の中にも、次のように言われるかたがいらっしゃいます。

「もうすぐ1周忌だが、49日の際は悲しみと忙しさでいっぱいいっぱいだった。急な親の死を前に、法事の事はわからないしお布施の額もわからない。親のためにお経をあげてくれたお坊さんに配慮が足りなかったのではないかと心残りがある

魂がこの世を離れる49日の法要は、一つの区切りともいえます。深い喪失感の中にあるとはいえ、滞りなく儀式を終えたいですよね。

そこで今回は特に悩まれる方の多い『49日のお布施』について、最新相場や地域相場、包み方のマナーや渡すタイミングまで全てをご紹介します。

記事の通りに実践してくださるだけで、最適なお布施の金額を適切に封筒で包み、マナーに反することのない所作で、感謝の気持ちを込めてお坊さんに渡すことができます。

全宗派
対応

僧籍簿登録された僧侶様のみご紹介します。
365日年中無休です。

事前相談無料

定額のお布施

心付け不要

0120-979-659


見積もりは無料です。
お気軽にご相談ください!

メールフォームでのお問い合わせ

1 49日に渡すお布施の全国の平均最新相場

49日のお布施相場は、檀家に入っている場合『5~8万円』僧侶派遣サービスの場合『3~4万円』です。

この相場は『読経料』の事を指していますが、お布施には、『読経料』『御車料』『御膳料』の3つがあります。

読経料…お経をあげて頂くことへの感謝やお礼の気持ちとして包むお金
御車料…出向いて頂いたことへの感謝と交通費として包むお金
御膳料…会食の場を設ける法要の席をお坊さんが辞退された場合に食事代として包むお金

全国の平均最新相場(檀家に入っている/近くの寺に頼む)
読経料 3~5万円
御車料 1万円
御膳料 1万円

※曹洞宗の場合は読経料のお布施相場が5~10万、日蓮宗の場合は5万円と、一部宗派のみ違いがあります。

地域別の相場

地域別では、関東で『5万円前後』東日本で『4.5万円』西日本で『3万円前後』と、お布施の相場にやや差があります。

お布施は、お寺を維持していくために使われます。

関東は人口集中による依頼の殺到、東日本は過疎化の進行から、お布施の相場がやや高い傾向にあります。

読経料の相場
関東 5万円前後
東日本 4.5万円
西日本 3万円前後

僧侶派遣サービスの場合は、宗派や地域に関わらず料金体系として一律のお布施費用が設けられているので便利です。

僧侶派遣サービスのお布施相場
宗派指定あり 宗派指定なし
読経料 3.5万円 3万円
御車料 不要
御膳料 不要

2 包み方のマナーや渡すタイミング

49日では、「ただお布施を渡せばいい」というわけではありません。

  • 包み方
  • 渡すタイミング

出向いて頂いたお坊さんに対して、そして法要という神聖な儀式の場において、マナー違反をせず、失礼をはたらかないためには、このようなことにも配慮する必要があります。

包む時に気を付ける4つのこと

これからお伝えする通りに、4点にだけ気を付けて包んでいただければ、マナー違反をしてしまうことはありません。

  1. 渡す目的別に封筒をわける
  2. 白い封筒に水引なしで入れる
  3. 表書きは黒墨で書く
  4. お札は福沢諭吉が上・最後になるよう入れる

(1)渡す目的別に3つに封筒をわける

(1)渡す目的別に3つに封筒をわける

お布施は、『読経料(お経へのお礼)』『御車料(交通費)』『御膳料(食事代)』の3つをそれぞれ別の封筒に包みます。

(2)白い封筒に水引なしで入れる

(2)白い封筒に水引なしで入れる

封筒の色は白を選び、不祝儀袋につけるような白黒の紐飾り(=水引)はつけません。

(3)表書きは黒墨で書く

(3)表書きは黒墨で書く

筆ペンには、『うす墨』『黒墨』とありますが、お布施の表書きには黒墨の筆ペンを使って書きましょう。

(4)裏側には住所・電話番号・金額を書く

(4)裏側には住所・電話番号・金額を書く

裏面に書くのは『住所』『電話番号』『金額』の3つです。

特に金額は、次の3つのルールに注意しましょう。

  1. 頭に『金』と書く
  2. 数字は漢数字を用いる
  3. 最後に『圓也』と書く

1→壱、2→弐、3→参、4→四、5→伍、6→六、7→七、8→八、9→九、10→拾、100→百、千→阡、万→萬、となります。

(5)お札は福沢諭吉が上・最後になるよう入れる

(5)お札は福沢諭吉が上・最後になるよう入れる

お渡しするお札は、新札・旧札どちらでも良いと言われています。

ですが、なるべく新札、もしくは旧札でもなるべく折れ目やしわの入っていないキレイなものを使いましょう。

封筒に入れるときは、福沢諭吉が上向きで、封筒に入れる際にお尻にくるように入れましょう。

渡すのは「出迎え」タイミング

渡すのは「出迎え」タイミング

お布施を渡す最も良いタイミングは、『法要前のお坊さんをお出迎えする時』です。

いつ渡すかに決まりはありませんが、ゆっくりと感謝をお伝えしてお渡しできるように心がけることが大切です。

渡す際は、「本日は、ありがとうございました。おことづけして申し訳ありませんが、お納め下さい。」と感謝の気持ちを込めて一言添えましょう。

注意点 手渡しせず切手盆にのせ1度に渡す

注意点 手渡しせず切手盆にのせ1度に渡す

お布施の手渡しはマナー違反です。切手盆に乗せて渡しましょう。

封筒が複数ある場合も、1度にお渡しします。

全宗派
対応

僧籍簿登録された僧侶様のみご紹介します。
365日年中無休です。

事前相談無料

定額のお布施

心付け不要

0120-979-659


見積もりは無料です。
お気軽にご相談ください!

メールフォームでのお問い合わせ

まとめ

49日のお布施の全国の平均相場は3万~5万です。

地域によっても違いがあり、関東、東日本、西日本の順に相場が高くなっています。

失礼にあたらないお布施の費用がわかったら、白い封筒に水引なしで包み、表書きは黒墨の筆ペンで記入しましょう。

渡す時は切手盆に乗せ、感謝を伝えつつ法要前の時間があるときにお預けするといいですよ。

お気持ち、といわれてお寺やお坊さんに聞いても明確な金額がわからないお布施ですが、僧侶派遣サービスなら料金が決まっているので迷うことが無く便利です。

お布施以外の49日の事前準備から当日の流れに関することは、『法事の49日│正しいマナー・事前準備・知識・当日の流れを徹底解説』で詳しく解説していますのであわせてご確認ください。

この記事があなたの役に立ち、施主として心残りのない法要を執り行える力になることを願っています。