全宗派網羅!49日法要の正しい日取りの計算方法を解説!

初めて施主として49日の法要を執り行うことになったなら…

「いつを法要日に決めて案内状を出せばいい?」
「そもそも49日っていつから数えて49日のこと?」

わからないことが多く、悩まれる方もいるはずです。

実は法要の日程の数え方には決まりがあり、また日取りの決め方にはルールや必要な配慮があるんです。

49日をはじめ法要は、原則『当日か前倒し』で行わなければいけません。

正しい日にちを前もって知っておかないと、後から間違った日程に気付いたら、慌ててしまいます。

僧侶さんの手配や案内状の送付後に「あれ?計算を間違えて50日以降になっている…」とわかると、なかなか日程変更はできませんし、後悔が残ってしまいます。

そこで今回は、49日の法要日程を正しく導き出す方法から、実際の法要日程の決め方まで全てをわかりやすく解説します。

最後まで読んでいただければ、正しい法要日とそれに応じた配慮ある日程で実際の儀式の日を決め、滞りなく49日法要を営むことができるようになります。

ぜひ参考の上、実践してみてください。

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1 【全宗派共通】法要の日取り計算方法

次に没年月日を入れてもらえれば、自動で法要日程が計算され、表示されます。

法要日計算はこちら
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2 法要は当日か前倒しで日取りを決めるべし

49日をはじめとした法事法要の日取り決めには『当日もしくは前倒しで行う』というルールがあります。

先送りは厳禁!
  • 仏さまは丁重に扱うべき対象であり、優先すべきことで、弔事は延期してはいけない。
  • 追善供養(=法要)は元来、故人が極楽浄土までの死後の審判にあたって、生前の罪で決まる刑罰を軽くするために行われるもので、先送りにすると審判に間に合わず、意味がなくなる。

故人への感謝の気持ちを行動に移す意味でも、必ず当日、もしくは前倒しで行う点に注意しましょう。

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3 どうやって過ごす?49日までの過ごし方

忌明けまでは、まだ故人の魂がこの世とあの世を行ったり来たりしていますので、なるべく祭壇の前に座り、故人の近くで過ごすようにしましょう。

また他にも、『やっておくべき手続き』や『避けるべきこと』があります。

やっておくべき手続き
  • 各法要の準備
  • 保険証や免許証などの返却

必要な手続きについて詳しくは、『49日までにやっておきたい12のこと〜場所別49日当日の法要の流れ』で解説していますのであわせてご確認ください。

避けるべきこと
  • 結婚式などお祝いの席への参列
  • 神舎への参拝

特に大切なのは、法要のための準備です。

日取りが後回しに動かせない以上、お坊さんの手配や法要の準備だけは絶対に確実に、早め早めで行っておきましょう。

法要の準備については、『法事の49日│正しいマナー・事前準備・知識・当日の流れを徹底解説』で解説していますのであわせてご確認ください。

まとめ

法要の日程は自分で計算して出すこともできますが、自動入力フォームを利用すると正確な日程をスピーディーに算出できるので便利です。

正しい日程がわかったら、『先送りにはしない』というルールを守り、実際の日取りを決めましょう。

忌明けまでは避けるべきことややるべきこととがありますが、特に大切なのは後ろへずらせない49日法要のための準備です。

詳しい準備・手配については『初七日から四十九日までの全てがわかる│法要の準備と流れ・数え方・心得』で解説していますので、あわせてご確認ください。

この記事が、法要を前に「49日の正しい日程を出せる計算方法が知りたい」と悩む方の力になり、滞りなく準備を行い、当日故人の冥福を皆で祈れる素晴らしい儀式を営む役に立てば幸いです。