「墓じまいでお坊さんに供養を依頼したけれど、お布施はいくらくらいが妥当なんだろう?」とあなたも悩まれていませんか?

お坊さんには聞きにくいですし、「お気持ちで…」とはっきりした返事がもらえないので困ってしまいますが、最近では配慮に欠けた対応が原因で、お寺さんと金銭トラブルになり、裁判沙汰になってしまうケースまであります。

日本経済新聞2019年3月22日

画像引用元:「日本経済新聞2019年3月22日」より

ですが今回ご紹介する「お布施の相場金額」を知りさえすれば、金銭面で揉める事も、相手に無礼を働くことも、周囲から非常識だと責められる心配もありません。

お寺さんとのお別れ=檀家を抜ける(離檀)は、これまでの感謝とけじめとして、適切な額を包んでお渡しすることが大切ですので、今すぐ正しい知識を手に入れてくださいね。

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1 墓じまいのお布施金額相場は総額で「約20万円」

檀家に入っているか?どこに供養を依頼するかによっても若干の変動はありますが、お布施の総額相場は約20万円ですので、相場に近い額を包むようにしましょう。

金額を構成しているのは、「閉眼供養に対するお布施」と「檀家を抜ける際の離檀料」の2つですので、それぞれの相場についても詳しくお伝えします。

1-1 閉眼供養のお布施金額相場「3万円~5万円」

閉眼供養のお布施金額相場は、檀家に入っていて菩提寺に依頼する・近所の寺院に直接依頼する場合「読経料3万円~5万円、お車料(交通費)5千円~1万円」、僧侶派遣サービスに依頼する場合「読経料3万円~3.5万円、お車料0円」です。

  • 檀家に入っていて菩提寺に依頼する
  • 近所の寺院に直接依頼する場
  • 僧侶派遣サービスに依頼する
読経料 3万円~5万円 3万円~3.5万円
お車料 5千円~1万円 不要

    ※墓じまい対応石材店・霊園運営会社数社と僧侶派遣サービス数社の情報をもとに平均を算出しています。

    閉眼供養とは?

    閉眼供養は、別名で「魂抜き(たましいぬき)」とも呼ばれ、墓石に宿るご先祖様の魂を抜き、墓石をタダの石に戻す儀式を指します。

    必ずやらなければならないものではありませんが、墓石処分にあたっては閉眼供養が済んでいなければ解体工事業者が依頼を受けてくれないことがほとんどです。

    閉眼供養については、『【賢い墓じまい】費用相場~手順・トラブル回避のコツまで完全ガイド』でより詳しく解説していますので、あわせてご確認ください。

    1-2 離檀料の金額相場「10万円~15万円」

    離檀料の金額相場は「10万円~15万円」で、何世代も檀家として菩提寺のお世話になっていた場合や自分は離檀するがまだ菩提寺のお世話になる親族がいる場合は「20万円」です。

    お寺との関係性 離檀料全国相場
    墓じまいで完全に離檀になる 10万円~15万円
    自分の世帯は離檀するがまだ他に檀家のまま残る親族がいる 20万円
    ※引き続きお世話になる親族とお寺の関係性を良好に保つため高い傾向にある。

    ※墓じまい専門業者、墓じまい対応石材店及び解体業者数社の情報をもとに平均を算出しています。

    離檀料とは?

    離檀料とは、墓じまいや改葬などで檀家を抜ける際に、寺院へこれまでの感謝やけじめとして納めるお布施のことです。

    檀家が減るということは、菩提寺にとって寺院を運営していく資金が減ることを意味しますので、喜ばれることではありません。

    そういった寺院側にも配慮して包まれるようになったのが始まりといわれています。

    2 お布施・離檀料の包み方・渡し方

    お布施と離檀料は額が適切だったら財布から払えばいいというものではありませんので、包み方・渡し方のマナーを正しく事前に身に付け、細やかな配慮も欠かさないようにしましょう。

    用意する物

    用意する物

    用意する物は、以下の通りです。

    • 封筒…白色で無地2~(お車料が必要な場合は)3枚
    • お金…必ず新札にすること
    • 筆ペン…濃い墨を使用する

    表書きの書き方と包み方

    表書きの書き方

    表書きは、以下の通りです。

    • 閉眼供養の読経料…「御布施」
    • お車料(交通費)…「御車料」
    • 離檀料…「御布施」

    すべて表書きの下に、「〇〇(苗字)家」と書き添えます。

    お札の入れ方

    お金は、福沢諭吉が上に見え、最後に封筒に入るように入れます。

    渡し方

    お布施の渡し方

    渡す時は次の点に配慮しましょう。

    • 袱紗(ふくさ)の上に全ての御布施をかさねて置く
    • お坊さんから見て文字が正しく読める向きで袱紗に乗せたまま差し出す
    • 袱紗は両手で持つ
    • 渡す時には、お礼を伝える
    • 「お支払いします」ではなく、「お納めください」という

    本日は誠にありがとうございました。
    またこれまでお墓の管理や法事法要などでお世話になりましたこと、深くお礼申し上げます。
    こちら、些細ではございますが、どうぞお納めください。

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    3 墓じまいにかかる費用を少しでも抑える2つのコツ

    墓じまいにかかる費用を少しでも抑えたいと思ったら、「話し合いは丁寧に進めトラブルを避ける」ことと、檀家に入っていないなら供養では「僧侶派遣サービスを利用する」ことを意識してみてください。

    (1)話し合いは丁寧に進めトラブルを避ける

    費用が必要以上に膨らんでしまう原因は、お寺さんや親族間での話し合いがまとまらない・一方的に意見を押し付けることで揉め事になってしまうのが原因です。

    許可を得たり、意見を1つにまとめ誰もが納得するまでに時間がどんなにかかっても、まずは「丁寧に話し合い」することが、スムーズかつ無用な費用をかけないための近道です。

    お寺さんと話し合う時

    お寺と墓じまいを話し合う時のポイント

    4人に1人が配慮不足によりお寺さんとトラブルになっている昨今ですから、墓じまいの話し合いは、電話ではなく直接出向いて行うことが大切です。

    話し合う時は次の順に言葉を重ねると、相手の心証を下げず、希望をお寺側に届けることができます。

    1. まずはこれまでお墓の手入れやお墓参りがしっかりできなかったことをお詫びする
    2. 次に自分たちが管理できていない間もお寺さんに手入れをしてもらっていたことに感謝の言葉を述べる
    3. なぜ墓じまいするのか?墓石処分を決めたのか?について、「経緯」から話す。
      また、その理由は「大変だから」ではなく、「よりご先祖さまを大切にし、供養をこれまで以上にできるように考えた結果であること」も伝える
    4. 事務的・一方的に、「~だから、墓じまいするので書類が欲しい」というのではなく、「~だから、墓じまいを考えているが、これまでお世話になってきた貴院の意見を聞きたい」と、相談の姿勢で話を持ち掛ける。

    これまで墓参りや日々の手入れをお任せしてしまい、私たち家族でなかなかお墓に参って掃除や拝むことができずにおり、申し訳ありませんでした。

    長い間、貴院にお墓を管理していただき、お世話をしていただきましたこと、本当にありがとうございます。

    子どもも独立して県外に出まして、私も妻も年のせいか、なかなかお参りが難しくなっております。

    しかし、先祖の供養についてはこれまでのように疎かにしてはいけないという思いがございます。

    親族で相談した結果、手元供養にすればこれまでできなかった先祖への供養がしっかりできるのではと考えたのです。

    そこで心苦しくはありますが、お墓をたたんで…と思っています。

    ですが、これまでお世話になった貴院のご意見や助言などいただくのが1番ではと親族でも話まして、本日お伺いさせていただきました。

    何かよい方法やご意見などございましたら、この度の件に関しまして、お力添えいただけないでしょうか?

    親族間での話し合う時

    6人に1人が墓じまいにあたって親族間で、裁判沙汰や墓じまいの費用負担を急遽してもらえなくなるトラブルにあっており、その代表的な原因が次の3つにあるとわかっています。

    • 近親者のみで話し合ってしまった
    • 全員が完璧に納得していないのに墓じまいを強行した
    • 金銭負担について話し合いが不足していた

    親族間で話し合う時は次の4つのことは絶対に注意して、明確な答えを出すようにしましょう。

    1. 近親者だけでなく連絡のつく親族には声をかけ、墓じまいの許可を取る
    2. いつ墓じまいするか?意見をまとめる
    3. 墓じまいの後、最後の納骨方法はどうするか?(手元供養・納骨堂など)意見をまとめる
    4. 誰がどれくらいの費用を負担するか?意見をまとめ合意する

    (2)僧侶派遣サービスを利用する

    現在特に檀家に入っていない場合は、僧侶派遣サービスを利用して閉眼供養など依頼すると、お布施代金を抑えることができます。

    僧侶派遣サービスなら費用は一律ですし、読経料以外の費用は発生しませんので、心を尽くした供養ができ、さらに節約も可能だからです。

    墓じまいの方法については、『【賢い墓じまい】費用相場~手順・トラブル回避のコツまで完全ガイド』で詳しく説明していますので、あわせてご確認ください。

    まとめ

    墓じまいのお布施は、「閉眼供養に対してのお布施」と「檀家を抜ける際の離檀料」との2種類があります。

    適切な金額をマナーを抑えて納めることが、トラブルを回避して無用な裁判費用などをかけずに済ませる為にも大切です。

    閉眼供養のお布施金額相場は、檀家に入っていて菩提寺に依頼する・近所の寺院に直接依頼する場合「読経料3万円~5万円、お車料(交通費)5千円~1万円」、僧侶派遣サービスに依頼する場合「読経料3万円~3.5万円、お車料0円」です。

    離檀料の金額相場は「10万円~15万円」で、何世代も檀家として菩提寺のお世話になっていた場合や自分は離檀するがまだ菩提寺のお世話になる親族がいる場合は「20万円」です。

    費用を少しでも抑えたいと思ったら、お寺や親族間でトラブルがないように丁寧に話し合いを進めること、檀家に入っていないなら僧侶派遣サービスを利用することがコツです。

    この記事が、「墓じまいのお布施はいくら必要?」と悩んでいたあなたの役に立てば幸いです。